こんにちは。
あさちゃんの子の刻コラムの時間です。
新しく始めたバイトのこと、気になりますか?
なりますよね?
なるよね?
バイトを探し始めたとき、深夜のバイトだけで探していました。
アトリエの仕事をいかに減らさずにしようとすると、それしかなかったので。
4件応募して4件とも電話があって、
電話の段階でお互いに条件が合わずに”辞退…”と言っていいんかな?
「そうですか…辞退します」という感じで話が終わる電話が続いていた。
でも、どの会社の人も腰が低くて優しい印象だった。
時代は変わってるんやな…と思った。
そんな中、
リゾート地での住み込みのバイト派遣の会社を見つけた。
若いころに経験しておきたかったバイトのひとつ。
さすがに今の環境では無理だけど、なんとなく覗いてみた。
見ていたら、ふと思った。
「リゾート地っていう設定で関西で働いたらいいんちゃうん?」
いかにも、わたしらしいコスパいい発想だと思う。
その思い付きを軸に探していたら、
全国にあるホテルの、大阪の募集枠を見つけた。
エントリーからの担当者からの電話で条件を話し合っている会話の中で
「あ。自分では見つけなかったけど京都ありますか?」と、気づいたら質問していた。
「あるんですけどね~
駅から遠いんですよね~
だから案内しなかったんですけどね」
烏丸から徒歩20分。
京都の徒歩20分は、わたしにとっては全く苦ではなくて、
そりゃ観光シーズンの観光地みたいな人込みはゴメンやけど、
裏道があるわけで。
「京都にします!!」
そのやりとりから2か月が絶つ今。
わたしは京都のある観光ビジネスホテルのルームキーパーとして労働させていただいております。
ハード過ぎる部屋数。(今はまだペーペーなので本来の半分の部屋数だけどそれでも激務です)
マジ大袈裟無しで息つく間もなく、
髪の毛一本落ちていないか指紋残していないか…
「いや、なんか完全犯罪と勘違いしてた💦そこまでしなくていいんやった💦」
とふと我に返る瞬間がある程に、
次に入るお客様の為。
そのお客様が、どこの誰が掃除したなんか想像すらしないであろう、
直接「ありがとう」と言わることが絶対にない仕事。
その何とも言えないマニアックさに、
すっかり魅了されているのです。
ああ、
わたしって、
影武者として生きる魂を持ち合わせていたのね
服部半蔵のDNAが埋め込められていたのね
いや、もうこれは人間なんて遥かに超えた、
写真には映らない美しさがあるドブネズミなんだわ。
そんな美しいドブネズミは
誰から見ても美しい人に、絶対どーでもいいルームキーパー話をペラペラ聞いていただき、
本当に厚かましいな自分と恐縮しながらも、
あのわずかな時間が幸せでならないのです。
ほんまごめんなさい。神様許してください。
もっと言うなら、神様もう少しだけ。
って、誇り高きバイト帰りの電車は
もうすぐ高槻に着いちまいます。
なんのこっちゃ。
ではまた、次回。
